深谷宿
日本橋から数えて9番目の宿場。約78キロ。熊谷宿からは約11.8キロ。
中山道で最大規模の宿場で、本陣1、脇本陣4、旅籠80程度が存在した。
2024年の夏から一万円札に印刷される渋沢栄一の生誕の地でもある。
歴史ある酒蔵が多い。



◆摩多利神社

摩多利神社は、千葉、埼玉、栃木の周辺に多くある。
摩多利神は「閻魔大王の姉妹で、梵語では『七母神』」らしい。
向かい側に「新島一里塚」。

◆新島一里塚

日本橋から17番目の一里塚。樹齢300年の欅の大木がある。折れてしまっているが、若枝芽吹いている。
塚は残っていない。
向かいに「摩多利神社」がある。

◆忍領石標

新島と石原の境にある石標。忍藩主が領地の境界を示すために建てた石標。全部で16か所に建てられたている。
原料の石材は、利根川の酒巻河岸(行田市)から50人で2日がかりで運ばれたとのこと。
忍城にも寄り道したくなりました。

◆常夜燈(東)

深谷宿の東口に天保11年に建てられた常夜燈。常夜燈は宿場の入り口に設けられることが多い。
昔は、夜遅くなってしまった時に常夜燈の明かりで一安心したのかな。


◆深谷城址公園

康正2年(1456年)に上杉房憲が築城。
隣接する冨士浅間神社の周囲に外堀跡が現存している。
公園内は広々してゆっくりできる
◆深谷駅

レンガ風の駅舎。なかなかカッコいい。
東京駅の赤レンガをモチーフに建てられた。
◆飯島本陣跡
飯島印刷所の場所に飯島本陣跡があった。

◆七ツ梅酒造跡

元禄7年(1694年)に創業し、三百年の歴史を持つ七ツ梅酒造の酒蔵跡。
一般開放されている。趣があって良い!
◆滝澤酒造

菊泉の蔵元、滝澤酒造。高さ20メートルの煙突が目を引く。
菊のように香り高く 泉のように清らかな 伝承の酒。

◆常夜燈(西)

天保11年に建てられた常夜燈。深谷宿の西口にある。
深谷宿の発展を祈願し、天下泰平、国土安眠、五穀豊穣と刻まれている。透かしの三は常夜燈を建てた富士講の講印。


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